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暗記について

時々本ブログにコメントを寄せてくださる「お節介じいさん」さんから、
暗記は大切だという趣旨のコメントをいただきました。
一部ご紹介させていただきます。

中国語の勉強は暗記に始まり暗記に終わるんですよね。
決まり文句や文型も暗記の対象になります。
しかし、記憶力が良い若い内はいいですが、年を取ってくると、この丸暗記がけっこうキツイ。
私はかなりの年ですが、ボケ防止の意味でも、常に単語・成語・慣用句の暗記を心掛けています。

(全文はコメント欄をご覧ください)

「お節介じいさん」さんは台湾にお住まいだそうですので、
中国語学習歴も長いですし、最上級レベルの方だと思います。
なるほど、こういう考え方や学習法もありますね。

でも私の意見は少し違います。
暗記することを否定はしませんし、
それなりの効果はあると思いますが、
私は、結果的に暗記できていた…というのがベストだと考えています。
高校生くらいまでの若い人は丸暗記学習も必要でしょうし、有効だと思いますが、
成人以降の大人の、特に中級以上の学習者には、
丸暗記はキツイ学習であるばかりでなく、
その効果にもやや疑問があります。

単語を暗記しても、その運用ができなければ意味がありません。
動詞と目的語の組合せ“动宾搭配”を始めとして、
どのような文脈で、どのような格調の文の中で用いられているかがわからないと、
妙なことになりかねないからです。

そこで私が大人の学習者に勧めたいのは
精読と多読の組合せです。
その結果として、最終的に覚えていた-暗記できていた…というのが、
使える中国語に通じるのではないかと考えます。
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プロフィール

高田先生

Author:高田先生
中国語教育と中国語通訳・翻訳業及びその教育、中国語関連書籍の執筆に従事しています。
通訳・翻訳スクールや大学、社会人向け講座等における豊富な教育経験にもとづき、中国語学習者、中国語通訳・翻訳学習者に役立つ実践的なアドバイスを差し上げたいと思います。

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