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四声の高さを把握できない人に

独学で中国語を学ぶ方や、第二外国語として中国語を学ぶ学生にとって、
中国語の発音学習段階は、なかなか難しいものです。
その中でも、最も習得に時間がかかるのは、
四声の高さの把握ではないでしょうか。


テキストには、四声のそれぞれの高さを記した図もありますが、
いざ発音してみると、それぞれの高さがどの程度なのか迷うことが多いようです。

本来でしたら、ここに図を書きたいのですが、
ブログ上では、Excelの表を貼り付けることができないようですので、
少し分かりにくいかと思いますが、
文で説明します。

まずExcelでもWordでも良いので、正方形の連続を作ってください
その上に、中国語の原文を入力します。
次に、漢字1文字が1つの正方形の上にくるようにレイアウトしてください。

さて、ここからが本番です。
上記のようにレイアウトを整えたものをプリントアウトします。
それから、漢字の下の正方形の中に、手書きで線を書き込む作業に入ります。
漢字が第一声の場合は、正方形の上の方に真っ直ぐ横線を引きます。
    第二声は、正方形の左下から右上に向かって斜めに直線を引きます。
    第三声は、正方形の下の方に真っ直ぐ横線を引きます。
    第四声は、正方形の左上から右下に向かって斜めに直線を引きます。


これだけです。

この図を見れば、第四声は、第一声の高さから一番低い第三声の高さまで下がる。
第一声は常に高く、第三声は常に低い音であることが、視覚的にはっきりします。
第一声の高さは、常に同じでなければならないという当たり前のことも、一目で認識できるでしょう。

テキストの第二声、第三声の高さ表示と違うじゃないかというご指摘もあるかと思いますが、
第二声は上記の図のように意識するくらいで、日本人にはちょうど正しい第二声の発音ができるのです。
また、第三声の発音は、いわゆる「半三声」ですが、
実際の中国語の中では「半三声」しかありませんので、これでOKです。

このブログは、中級以上の方が読んでくださっているようですので、
ブログの読者の方には、役に立たないかもしれません。
この方法を、中国語を教えておられる方、初心者の方に広げていただけたら、幸いです。



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感謝!!

SHENYE様、コメントと指導実践レポートをありがとうございます。
本日のブログで紹介させていただき、
お返事の代わりと致します。
これからもよろしくお願いします。

効果ありました

高田先生、いつも勉強になるブログをありがとうございます。
私は高校と大学で非常勤の中国語講師をしている者ですが、昨日のブログ記事を拝見し、早速学生(大学)に試してみましたところ、大変効果がありましたので、ご報告させていただきます。
学生が間違えた部分を私が指摘しますと、すぐに学生が自分で訂正できたのには、本当に驚きました。
24名の学生全員に顕著な効果が出たのです。学生はやっと四声の高さがわかったような気がすると言っていましたし、今期の授業はもうわずかですが、続けてみようと思います。高校の方も来週試す予定です。
声調を視覚に訴えて指導するというやり方は画期的です。いつも実践的な学習方法を紹介していただきまして、感謝致しております。
私自身も、ブログで紹介してくださる通訳や翻訳の学習法を参考に高めていきたいと思います。
これからもよろしくお願い申し上げます。
プロフィール

高田先生

Author:高田先生
中国語教育と中国語通訳・翻訳業及びその教育、中国語関連書籍の執筆に従事しています。
通訳・翻訳スクールや大学、社会人向け講座等における豊富な教育経験にもとづき、中国語学習者、中国語通訳・翻訳学習者に役立つ実践的なアドバイスを差し上げたいと思います。

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