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パーソナル学習メニュー4

私の翻訳教室を受講している方からもメニュー作成要請がありました。
翻訳は想定していませんでしたが、2~3日考えてメニューを作ってみました。

翻訳学習歴1~4年程度の方を対象としたメニューです。
翻訳ですから、トレーニングではなく、あくまでも学習メニューです。

翻訳学習で最も重要なのは“总结zǒngjié”だと考えています。

翻訳の課題に取り組む
    ↓
添削された訳文を受け取る
    ↓
指摘された箇所を訂正して再度提出した(リライトを出した)
    ↓
訳例を見た(読んだ) … 終わり

翻訳の学習は、皆さんだいたいこんな感じでしょうか?
これではやりっぱなしで、まったく“总结zǒngjié”ができていません。

講師から同じような指摘を何度も受けたり、同じミスを繰り返したりしてはいませんか?
それは、上記のようなやりっぱなしの学習が原因ではないでしょうか。
このようなつまらないミスの再発を防ぎ、着実に上達するためのメニューは以下のとおりです。

翻訳の課題に取り組む
    ↓
添削された訳文を受け取る
    ↓
添削で指摘された内容をノートする(“总结zǒngjié”のための手書きノート)
    ↓
指摘された箇所を検証し、前後のバランスに注意し訳しなおしてから提出する
    ↓
訳例を読む
    ↓
日本語ネイティブ … 中訳の場合は、訳例を書いてみる
中国語ネイティブ … 和訳の場合は、訳例を書いてみる



“总结zǒngjié”のための手書きノートにはどのようなことを書くのでしょう。

・原文の読み間違いによる誤訳
・文法の運用ミス
・単語レベルの誤訳 ― 複数の辞書で確認しなかった
・リサーチ不足による誤訳
・適訳ではないという指摘
・日本語/中国語表現がスムーズではない
・誤字
・脱字
・訳ヌケ
・コロケーションの指摘
・正しくない文章記号
・原文に忠実ではない訳    …etc.

なるべく具体的に書くのが良いと思います。
人間というのは、よほど辛いことなら別ですが、
間違ったこと、ミスしたことを「覚えておこう」と思っても、自然と忘れるようになっているようです。(少なくとも私はそうなんですが…)
“总结zǒngjié”ノートに手書きで残しておくと、
ミスを繰り返すことを防げると思います。

言うまでもありませんが、翻訳文を提出する前には、
必ずプリントアウトして、原文とのすり合わせと訳文の推敲をお忘れなく!!


        高田先生の翻訳教室
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プロフィール

高田先生

Author:高田先生
中国語教育と中国語通訳・翻訳業及びその教育、中国語関連書籍の執筆に従事しています。
通訳・翻訳スクールや大学、社会人向け講座等における豊富な教育経験にもとづき、中国語学習者、中国語通訳・翻訳学習者に役立つ実践的なアドバイスを差し上げたいと思います。

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