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翻訳教室の対面授業

昨日は、私が主催する翻訳教室の対面授業の日でした。
午前10時から90分の和訳授業、
少し休憩した後、正午から更に90分の中訳授業を行いました。

和訳は、「中国語を速く・正しく読む」というテーマで、
3本の中国語の文、計2千字超を90分できっちり読んでいただきました。
辞書を引いている時間は全然ありません。
そこで、キーワードや固有名詞、一部の単語の訳はプリント上に記しておきました
「読む」と言っても、ただ黙読するのではなく、
小さな声で中国語の意味(訳)を確認してもらいました。
相当な集中力を要しますし、皆さんお疲れになったと思います。
翻訳のための「中国語講読能力アップ」が目的なのですが、
なぜ声を出して訳してもらったかと申しますと、
黙読は、なんとなく分かったつもり… でも本当はよく分かっていない  ということが多いからなんです。
翻訳教室を受講されている皆さんには、
限られた時間の中で、早く正しく原文を読み、一定のクオリティの翻訳ができるようになってただきたいと思っています。

午後の中訳は仇暁芸先生のご担当でした。
テーマは「日本人の中国語訳入門―リプロセシングとパラフレージング」です。
日本語を分析し、中国語に訳しやすいように再加工(リプロセシング)してから、
更に中国語にしやすいように一部の表現を言い換え(パラフレージング)し、
シンプルな構文で、中国語の骨格を組み立てた後、
修飾部分の肉付けを行うというものです。
皆さん、慣れない作業に戸惑われた様子でしたが、
最終的には、「間違いのない中国語訳」に到達することができました。
中訳の苦手意識が強い日本人学習者は多いのですが、
日本語の分析から着手することで、
中国語が書けるようになるということを理解していただけたと思います。

いつも真摯な姿勢で学習に取り組んでくださる受講者の皆さんのご協力で、
緊張感のある充実した授業ができました。
本当にありがとうございました。




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プロフィール

高田先生

Author:高田先生
中国語教育と中国語通訳・翻訳業及びその教育、中国語関連書籍の執筆に従事しています。
通訳・翻訳スクールや大学、社会人向け講座等における豊富な教育経験にもとづき、中国語学習者、中国語通訳・翻訳学習者に役立つ実践的なアドバイスを差し上げたいと思います。

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