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堂々としたスピーキング

先日、通訳・翻訳スクールの入試がありました。
私は面接を担当したのですが、その中でとても印象に残った方がいらしたのです。
日本語ネイティブの中年の男性だったのですが、
まあ、なんと堂々と中国語をお話しになるのだろうと、感心させられました。

元々お話が好きな方なのだろうとお見受けしました。
中国語ネイティブの面接担当講師を相手に、
ご自分の思ったこと、主張などを、時にユーモアを交えながら、
表情豊かにお話されるのです。

こう書くと、かなり中国語の上手な上級レベルの人を想像されるかと思いますか?、
いえ、実は、その方の中国語は、発音も声調も不正確、文法的なミスも多いという、欠点だらけだったのです。

ご自身が、それらの欠点に気づいているかどうかは分かりませんけれども、
ご自分のお話しになりたいことを、伝えようという熱意に、
こちらもどんどん引き込まれていきました。
欠点だらけの聞きにくい中国語でしたのに、
聞いているうちに、話したいことが伝わってくるのです。

・相手に伝えたいことがたくさんある
・相手にどうしても伝えたいという熱意がある
・間違っても臆さずどんどん話す


この3つの条件を備えていると、拙い中国語でも、こんなに伝えることができるんだと、
感心いたしました。
これが本当のコミュニケーション能力なんですね。
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プロフィール

高田先生

Author:高田先生
中国語教育と中国語通訳・翻訳業及びその教育、中国語関連書籍の執筆に従事しています。
通訳・翻訳スクールや大学、社会人向け講座等における豊富な教育経験にもとづき、中国語学習者、中国語通訳・翻訳学習者に役立つ実践的なアドバイスを差し上げたいと思います。

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