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なぜ講師は悩むのか…

昨日は、講師を悩ませる「翻訳学習者あるある」を紹介しました。

悩みの根本的な原因は
     何回言ってもあまり改善されない
     一朝一夕に改善が見込めるものではない
     翻訳に取り組む姿勢そのものに関わる

からなんですね。

・辞書にあると主張する
☆☆ 辞書には語釈が書いてありますが、
その言葉の格調や時代背景などには触れていないことが多いのです。

・ネットにあったと主張する
☆☆ネット上には、あなたが「こうじゃないか?」と思いついた言葉や表現がすぐにみつかるでしょう。
そしてそれに飛びつきたい気持ちも分からないではありません。
しかし、ネット上の膨大な情報の中から、適切な情報をチョイスするのはそれほど容易ではありません。

・日本語/中国語の用例を確認しない
・日本語/中国語の意味を確認しない
☆☆ご自分の日本語や中国語に自信がありますか?
自信があるわけでもないのに、意味や用例を確認しないというのは、
もう怠慢としか言いようがありません。

・コロケーション“搭配”にあまり注意を払わない
☆☆語感は人それぞれですが、少しでも疑問を感じた時は、確認する必要があります。
正しいコロケーション“搭配”や語感は多読“泛读”と精読“精读”によって培われます。

・そういう表現は「古い」と断定する
☆☆ご自身があまり使わない、或いはあまり知らない表現を「古い」と決めつける若い人が多いように思います。
謙虚に学ぶ姿勢は大切だと思います。

私が主宰する翻訳教室の受講者や、
私が担当する翻訳スクールの受講者には少ないのです。
私からウルサク注意されますし、
そもそも心構えがしっかりしていらっしゃいますからね。

しかし、それ以外の受講者(特に大学生)にはもうあきれるくらい多い!
さすがのタカダセンセーもウンザリしてガックリするくらい多いんです。
大学での講義を手抜きしているなんてことは決してありません。
先日大学の翻訳の期末テストを採点して、どうしようもない無力感におそわれました。
来年度は大学生向けに改めて策を練らねばならないと考えています。


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プロフィール

高田先生

Author:高田先生
中国語教育と中国語通訳・翻訳業及びその教育、中国語関連書籍の執筆に従事しています。
通訳・翻訳スクールや大学、社会人向け講座等における豊富な教育経験にもとづき、中国語学習者、中国語通訳・翻訳学習者に役立つ実践的なアドバイスを差し上げたいと思います。

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