FC2ブログ

翻訳 精読-文法

昨日、精読する際、文法的な分析も大切であることに触れました。
文法的な分析と言っても、文法を研究するわけではありませんから、
あくまでも翻訳学習に役立つ文法的な分析という側面から特にお話します。

皆さんは、精読する際に、品詞“词类”を意識していますか?
ご存じのように中国語の品詞は“实词”と“虚词”に分かれます。
“实词”は、名詞・動詞・形容詞・数詞・助数詞・代名詞など分かりやすいものばかりですが、
翻訳のための精読には、ぜひとも“虚词”に注意を配ってほしいのです

“虚词”は副詞・前置詞“介词”・接続詞・助詞・感嘆詞などが含まれます。
いずれも初中級レベルまでに学んだと思いますので、
もしこれらの品詞についての知識があいまいでしたら、
文法の本を取り出して、きちんと把握しておきましょう。
(しつこいようですが、あいまいな知識はいくらあっても役に立ちませんから!)
そして“虚词”がどのような機能を果たしているのか、確認しながら読み進めてください

もうひとつ、文法的な分析で欠かせないのが、修飾関係です。
中国語には連用修飾語“状语 zhuànyǔ”と連体修飾語“定语 dìngyǔ”がありますが、
文章によっては、非常にながい修飾節を伴う表現もありますから、
注意が必要です。
修飾関係の把握は、簡単に考えている人が多いのですが、
文法書などの例文と実際の文章はずいぶん勝手が違い、
実際は非常にミスが多いのです。
読んでいる途中で「あれ?」と思ったら、もう一度修飾関係を見直してみましょう
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

高田先生

Author:高田先生
中国語教育と中国語通訳・翻訳業及びその教育、中国語関連書籍の執筆に従事しています。
通訳・翻訳スクールや大学、社会人向け講座等における豊富な教育経験にもとづき、中国語学習者、中国語通訳・翻訳学習者に役立つ実践的なアドバイスを差し上げたいと思います。

リンク
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
最新トラックバック